運行供用者責任を維持

自動運転の損害賠償責任

国土交通省は9月27日、自動運転における損害賠償責任に関する研究会を開き、これまでの論点整理を行った。自動運転車のシステムの欠陥による事故の損害について、誰が責任を負担すべきかについて3案を議論した結果、現行自賠法の責任主体である「運行供用者」の責任を維持しつつ、保険会社等から自動車メーカーに対する求償権行使の実効性を確保するための仕組みを検討する方向が有力となった。