「武田式運送原価計算システム Ver2.0 関東圏2014年度版」は、自社の輸送原価と売上げ(運賃)を比較、計算して日々の収支を車両毎に管理できるソフトウェアです。
武田式運送原価計算システム Ver2.0
CD-ROM内にPDFファイルにてテキスト同梱。別途インストール手順書あり
- 対応OS:日本語WindowsVista/7/8.1
- 解像度:1280×800ドット以上
- ハードディスク:50MB以上の空き容量
- CD-ROMドライブ
編著:武田ロジスティクス研究所 発売元:新日本流通新聞社
定価:9,800 円(税込)
中小・小規模トラック運送事業者が、収支の自己チェックを毎日繰り返すことによりコスト意識を高め、生産性を向上を支援するためのツールとして、武田ロジスティクス研究所(代表=武田正治東京都市大学名誉教授)が開発しました。
本社の管理部門だけではなく、現場でも車両毎の収支を毎日把握することで、原価の低減や機動的な営業展開に向けた行動につなげていくことが本ソフトウェアの狙いです。
国土交通省が行った実態調査結果によると、原価計算を実施している事業者の過半数が「荷主との交渉に活用している」と答え、そのおよそ6割が黒字運賃を収受していると答えています。
本社の管理部門だけではなく、現場でも車両毎の収支を毎日把握することで、原価の低減や機動的な営業展開に向けた行動につなげていくことが本ソフトウェアの狙いです。
国土交通省が行った実態調査結果によると、原価計算を実施している事業者の過半数が「荷主との交渉に活用している」と答え、そのおよそ6割が黒字運賃を収受していると答えています。
Ver2.0 5つの新機能と3つの操作性向上を実現
区分 | 改善点 | 効果 |
---|---|---|
新機能1 | 旧版では日次実績の入力が1日1運行のみの入力でしたが、新システムでは得意先ごとの複数運行が記録できます。(年月日、得意先名・経路、走行距離、売上金額、時間外時間、軽油単価、高速料金) | 得意先別の売上管理が可能となります。また空車・実車が明確になります。 |
新機能2 | 時間外時間数2、時間外単価2の項目を増やしました。 | 時間外原価の計算精度が上がります。 |
新機能3 | 車検費を別途追加しました。 | 修繕費と車検費が明確になります。 |
新機能4 | 原価計算結果に限界利益率、損益分岐点売上高の項目を追加しました。 | 損益管理が容易になります。 |
新機能5 | 印刷出力にPDF出力を追加しました。(車両情報、原価計算結果、原価一覧) | 電子媒体で保存できます。 |
操作性向上1 | 旧版では原価計算の再計算時に最新の設定値が使用されるため不都合な場合もありましたが、新システムでは当初の設定値を記憶します。 | 原価計算の再計算が容易になります。 |
操作性向上2 | 旧版では1日8時間を基準として時間外労働時間を計算していましたが、 新システムでは時間外時間数の入力を自由に設定できるようにしました。 | 通常勤務や変形労働時間制の割増賃金の設定が容易になります。 |
操作性向上3 | 旧版では原価計算から車両情報の入力に移動すると、原価計算の入力値がリセットされましたが、新システムでは操作性を改善しました。 | 車両情報、原価計算、日次実績の入力間の連携がスムーズに。 |
小規模事業者でもステップアップ可能
「武田式運送原価計算システム Ver2.0 関東圏2014年度版」は、入力作業をできるだけ簡素化しました。あらかじめ車種別のサンプル原価データが内蔵されていますので、売上げ、走行距離、勤務時間、軽油単価、高速料金を入力するだけで、車両ごとのその日の損益が一目でわかる仕組みになっています。はじめのうちは、標準的なサンプル原価データを活用しながら、徐々に自社のデータに差し替えていくという、小規模事業者にとっても無理のない段階的なステップアップが可能です。
本ソフトウェアは、項目ごとの原価データを入力しておけば、現場での計数管理意識を高めることにも役立ちます。
第1ステップ:導入
第2ステップ:ブラッシュアップ
第3ステップ:活用
毎日この車両は赤字か、黒字かということを自己チェックして下さい。赤字の場合には、その原因がどこにあるのかを検証し、社内で車両運行の効率化を図ったり、荷主に運賃値上げを要請したりする、きっかけを作ることがこのソフトの狙いです。
本ソフトウェアは、項目ごとの原価データを入力しておけば、現場での計数管理意識を高めることにも役立ちます。
第1ステップ:導入
第2ステップ:ブラッシュアップ
第3ステップ:活用
毎日この車両は赤字か、黒字かということを自己チェックして下さい。赤字の場合には、その原因がどこにあるのかを検証し、社内で車両運行の効率化を図ったり、荷主に運賃値上げを要請したりする、きっかけを作ることがこのソフトの狙いです。
運送原価計算システム導入の進め方
- STEP1 導入
- パソコンに本ソフトウェアをインストールし、自社データとともに、内蔵の標準サンプル原価データを活用して、入力を完成させます 。
- STEP2 ブラッシュアップ
- 実際のデータ収集と修正の繰り返しにより、計算精度を向上させます。
- STEP3 活用
- 常に原価の把握・低減の意識を持ち、具体的な営業戦略につなげていただく。
武田式運送原価計算システム Ver2.0
CD-ROM内にPDFファイルにてテキスト同梱。別途インストール手順書あり
- 対応OS:日本語WindowsVista/7/8.1
- 解像度:1280×800ドット以上
- ハードディスク:50MB以上の空き容量
- CD-ROMドライブ
編著:武田ロジスティクス研究所 発売元:新日本流通新聞社
定価:9,800 円(税込)
活用シーン
- 日々の車両別利益を1週間、1ヵ月単位で集計・管理し、どの車両の稼働状況が悪く、どの車両の利益率が悪いかを峻別。その結果、営業所として増減車の判断や残業時間の削減、保険料の削減などに取り組んだ。
- スポット輸送受注時に、輸送距離などの輸送条件を入力して損益を判断。従来は漠然と受けていたが、見積もり原価計算により、受注時に運賃を即答。
本システムの画面構成
本システムは『車両情報』タブ、『原価計算』画面、『原価一覧』タブの3つの画面から構成されています。
『車両情報』タブ
『原価計算』画面
『原価一覧』
このタブでは、車両番号と一覧したい期間を指定して、「一覧表示」ボタンを押せば、過去の原価計算結果を表示できます。「原価一覧印刷」ボタンを押せば、印刷することができます。また、「外部にCVS出力」ボタンを押すと、CSVファイルとして保存できます。
武田式運送原価計算システム Ver2.0
CD-ROM内にPDFファイルにてテキスト同梱。別途インストール手順書あり