ロジネットJ 再編へ新会社設立

札通と中央通運を統合

ロジネットジャパン(木村輝美社長)は8日、グループ内組織再編を実施するため、10月1日付で新会社「ロジネットジャパン東日本」を設立すると発表した。

中核子会社の札幌通運(札通/本社=札幌市、片岸俊幸社長)から本州地区の全事業、子会社の中央通運(中通/本社=東京・港区、宮入武彦社長)から営業窓口機能を分割し、新会社に移管したうえで来年4月1日に事業統合する。

札通の本州地区部門は、トラック輸送、倉庫・センター運営力に強みを持っており、中央通運が得意とするJRコンテナ輸送と組み合わせて総合的な営業展開を進めることで、本州事業の相乗効果を追求。

またグループ内の管理・事務作業を集約して標準化することで業務効率を高め、グループ各社の機能分担と事業目的の明確化を図る。