スマート物流 オープン化がキーワード

重田物流審 「スマート物流」に期待

国土交通省の重田雅史物流審議官は7日の会見で、内閣府が今年度から5年間かけて行う、第2期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)について、物流分野では「スマート物流サービス」を開発課題として、研究が進められることを明らかにした。

生産データや入出庫データ、店舗在庫データ、賞味期限データ、トラック動態データなど企業の枠を超えた情報を一元管理し、見える化を実現することで適切な需給調整、効率配送が可能になるとの考えを強調。物流革命に向け「キーワードはオープン化」だとした。

会見する重田物流審議官

会見する重田物流審議官