陸運大手4社で5・5兆円

運賃改定、順調に進む

陸運大手4社(日本通運、ヤマトホールディングス、SGホールディングス、日立物流)の今期(2019年3月期)中間期業績と通期見通しが2日、出そろった。燃料価格の高騰、人件費上昇などの懸念材料はあるものの、運賃改定が順調に進んでいることを背景に、中間期実績は上振れで着地した。通期予想では、売上高が日通の2兆1100億円をはじめ4社合計で、前期比4・6%増の5・5兆円になる見通しだ。利益面はヤマトHDの回復で営業利益と経常利益は20%増、純利益は2・3倍の増益になる。

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