景況、売上DIマイナス80台

全国中央会4月調査
全国中小企業団体中央会(全国中央会)が発表した4月の中小企業景況調査によると、運輸業の主要3指標(DI)は引き続き前月から2ケタの大幅な落ち込み。新型コロナウイルスの影響で一部の家庭用の食料品需要を除き荷動きが鈍化し、景況、売上高DIはマイナス80台まで悪化した。運輸業の景況DIは前月より10・1ポイント悪化のマイナス82・2、売上高DIは10・8ポイント悪化のマイナス82・1、収益状況DIは13・9ポイント悪化のマイナス76・7だった。他の指標では販売価格がマイナス14・8。マイナスに転じた前月からさらに9・3ポイント下げた。2012年11月(マイナス15・0)以来の低水準となる。雇用人員はマイナス26・3(前月マイナス22・5)、と再び下降した。