安倍首相 発着荷主の協力求める

生産性向上で事例発表

第2回生産性向上国民運動推進協議会が21日、首相官邸で開かれ、トラック運送業2社の事例発表が行われた。2つの事例はいずれもドライバーの拘束時間短縮に成功した事例で、共通するのは、発荷主と着荷主のいずれもが運送事業者の窮状を理解し、物流の条件やコスト負担について、一定の歩み寄りをしたことだ。会議であいさつした安倍首相は「こうした成果を上げるには、荷主の皆さんの協力が必要不可欠」と述べ、発着の両荷主に改めて協力を求めた。

あいさつする安倍首相(右から3人目)と坂本全ト協副会長(同6人目)=首相官邸ホームページより

あいさつする安倍首相(右から3人目)と坂本全ト協副会長(同6人目)=首相官邸ホームページより