運転者の「体調予報」提供へ

国交省 勤務状況などビッグデータ化

国土交通省は今年度と来年度の2ヵ年をかけて、トラックやバスの運転者の勤務時間や健康状態などをビッグデータ化し、運転者の体調を加味した事故防止運行モデルを構築する。運行モデルでは、ビッグデータと比較することで運転者の体調を自動的に判断して「体調予報」として提供し、運行管理者が運転者の乗務の可否を判断したり、過労運転の未然防止に役立てる。2月中旬に次世代運行管理・支援システムの検討会を開き、ワーキンググループを設置して本格的な検討を開始する。