物流大手 4-12月決算

日通 営業益3.5%増 利用運送、燃料費減で

日本通運(渡邉健二社長)が31日発表した2016年4~12月連結業績は、売上高が前年同期比3・8%減の1兆3804億5100万円、営業利益が3・5%増の398億4900万円、経常利益が0・1%増の450億6800万円、純利益が5・0%増の287億5800万円の減収増益だった。

ヤマトHD 宅急便増も減益 戦力確保でコスト増

ヤマトホールディングス(山内雅喜社長)の16年4―12月(第3四半期)連結決算は、売上高が前年同期比3・1%増の1兆1181億4300万円、営業利益が6・5%減の580億6300万円、経常利益が7・7%減の582億6300万円、純利益が6・3%減の357億1900万円で、増収減益となった。

日立物流 営業益13%増 国内の生産性向上で

日立物流の2016年度4-12月決算(第3四半期)連結決算は、国内物流の生産性向上により、営業利益が前年同期比12・5%増益の227億3900万円となった。売上高は、円高で国際物流の売上げが影響を受けて3・5%減の4955億4700万円、税引前利益は32・3%増の261億8700万円となった。