印の鉄道コンテナ輸送に参入

鴻池運輸 グローバル展開を加速

鴻池運輸(鴻池忠彦社長)が、「グローバル展開」戦略を加速する。インドの鉄道コンテナ輸送市場へ新規参入すると10日、発表した。

同社は、ICD 事業を展開しているインドのACTL 社(Associated Container Terminals Limited/本社=ニューデリー市)と合弁で、鉄道コンテナ輸送会社を今年10月に設立することで合意し、デリー市で契約書に調印した。

鴻池運輸によると、合弁の新会社設立に関する鉄道コンテナ輸送事業への新規参入は、同社の成長戦略の柱の1つである「グローバル展開」戦略の一環で、インドの物流市場の中で最大のコンテナ物流量を誇るデリー首都圏近郊と西インド主要3港(ナバシェバ港・ピパバブ港・ムンドラ港)間の長距離物流網に着目し、決断したとしている。