来年度エネ特 動態管理に41億円

中小のトラック代替支援

国土交通省は、経済産業省および環境省と連携したエネルギー対策特別会計(エネルギー需給構造高度化対策)を活用したトラック事業予算として81億1500万円を計上した。

経済産業省との連携事業では、新規にトラック輸送における省エネルギー化推進事業として41億5000万円の予算が計上された。車両動態管理システムや予約受付システムなどを活用して、事業者と荷主との連携で省エネ効果を図っていく。新規事業だが、事実上デジタコ補助の継続だ。

クラウド型導入の場合は、費用の2分の1を補助する。実運行での省エネ効果を実証するとともに、トラック輸送での有効な活用方策を検討・検証していく。メモリー型の導入には、費用の3分の1を補助する。