手待ち時間短縮へ

ブリヂストン物流が事例 東京都地方協議会

トラック運送事業の取引環境とドライバーの長時間労働改善に向け、官民が一体となって取り組む「東京都地方協議会」(座長=高橋哲哉東京運輸支局長)が12月18日に都内で開かれた。第2回会合の今回は、荷主側の改善取り組みによりトライバーの手待ち時間短縮につながったなどの好事例が発表された。これらの事例を参考に同協議会は、2016年度からの実施をめざすパイロット事業(実証実験)への参考にしていく。

全国に83拠点ある倉庫から約4万店への配送に輸送協力会社260社で対応するブリヂストン物流が、ドライバーや事業者の声をもとに手待ち時間の短縮や作業の軽減、トラック稼働率の改善に取り組んだ事例を示した。