日通 名鉄運輸と資本業務提携

労働力不足で強固な関係構築

日本通運(渡邉健二社長)は12月25日の取締役会で、名鉄運輸(柴田雄己社長)との間で資本業務提携し、名鉄運輸の株式650万9365株を取得することを決めた。同日付で資本業務提携契約と株式譲渡契約を締結した。発行済株式総数の20%を4月1日に取得する予定。

日通、名鉄運輸の両社グループは、これまでも一部地域で特積みの共同配送や施設の共同利用を実施していた。今後、特積みマーケットの大幅な成長が見込めないことや、ドライバーなど労働力不足の深刻化は避けられないとして強固な関係構築が両者グループにとって有効だと判断した。