民主トラック議連が再始動

会長に増子氏、体制立て直し

　民主党は19日、衆院選後初めてトラック議員連盟総会を開き、会長に増子輝彦元経済産業副大臣（党副代表、参院福島選挙区）を選出するなど新たな体制で再始動した。民主党トラック議連は、昨年12月の衆院選で奥村展三会長をはじめ多くの議員が落選し、体制の立て直しを迫られていた。
　冒頭あいさつした増子会長は「衆院選で沢山の仲間を失い、残念だ。しかし、トラック議連は大きな勢力を持っていた議連。今後も議連を守り、育てながらしっかり活動したい。本日正式に再発足し、後日改めて業界との懇談会も行いたい」などと述べ、トラック運送業界の課題である燃料高騰、高速道路料金負担、中型免許問題などに引き続き取り組んでいく姿勢を強調した。

あいさつする増子会長（左は羽田前国交相、右は泉事務局長）