絹川屋運送を子会社化

福山通運　首都圏で食品の共同配送

　福山通運（小丸成洋社長）は6月28日、積み合わせ・取扱運送事業の老舗「絹川屋運送」（本社＝東京・中央区、塙和也社長）を子会社化すると発表した。2日、絹川屋運送の株式を取得する。
　絹川屋運送は、首都圏を中心とした自社配送網を持ち、主に食品関連の共同配送などの運送事業を行うとともに、東京・江東区の辰巳に常温、冷蔵や危険物に対応した自社倉庫（物流センター）を保有し、ロジスティクス事業など幅広い営業活動を展開している。
　福山通運は、今回の子会社化について「首都圏でのネットワーク事業、ロジスティクス事業の事業展開において相乗効果が期待できる」と判断した。また、福通グループとしても「絹川屋運送独自のノウハウも生かしながら、事業の多角化」を推進する考えだ。

　　　　　　　小丸社長