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日本流通新聞4月16日付紙面から

DPFに「問題あり」

目詰まりで長時間アイドリング

 ディーゼルトラックの排出ガス対策として実用化されているDPF(ディーゼル微粒子除去装置)が目詰まりを起こし、頻繁に走行不能となったり、長時間のアイドリングを強いられて燃費が悪化する現象が多発している。なかには到着遅延で荷主からクレームがついたり、装置が故障して修理費100万円を請求されたケースもあるという。事業者からの苦情が後を絶たないことから、東京都トラック協会ではトラックメーカーや国土交通省に対して「エコドライブに逆行する」などとして改善を要望したが、他の地方でも同様の現象が起きていることがわかったため、全日本トラック協会では来月上旬に小委員会を設置し、改めて対策を検討することになった。

DPFカザリ写真

   到着遅延で荷主からクレームがついたケースもあるという

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