高速割引財源転用も検討

震災復興予算　国交相「大幅変更は困難」

　民主党の岡田克也幹事長は17日の定例会見で、東日本大震災の復興予算の財源について「無料化実験は１０００億円強だが、それ以外に高速１０００円のために約２兆円のお金がある。それも含めてしっかり議論していくべきだ」と述べ、無料化実験予算だけでなく、料金割引の財源を転用することも検討していく考えを示した。
　これについて大畠章宏国土交通相は18日の閣議後会見で「システム変更が必要なため、なかなか大変だ。システム変更できるものはやるが、今のところは急に変更するのは難しいかなと思う」と述べ、大幅な変更は困難との考えを示した。