高速料金 道の駅利用でも変わらず

国交省 中継輸送にも活用検討

国土交通省は今夏から、高速道路から一時退出して乗り直しても、乗り続けた場合と同じ料金とする料金制度を試行する。高速道路上のサービスエリア(SA)などが少ない全国3カ所の道の駅で実施し、拡大する。

ETC2・0搭載車が対象で、高速道路の休憩施設不足に対応するための措置だが、9日開かれた社会資本整備審議会道路分科会では、委員から「トラックやバスの中継輸送が増えている。道の駅も中継拠点として活用しては」との指摘があり、同省道路局の伊勢田敏高速道路課長は「ETC2・0で途中下車できることを中継輸送に活用できないか、検討する」と答えた。