軽油価格の動向注視

全ト協星野会長 労働時間削減等に意欲

全日本トラック協会(星野良三会長)主催の新年賀詞交歓会が24日、東京・丸の内のパレスホテルで約650名が出席して開かれた。

あいさつした星野会長は「OPEC減産合意を背景に軽油価格が値上がり気味で、今年は動向を注視していかなければならない」との問題意識を示したほか、手待ち時間の削減、附帯業務の有償化、生産性の向上などに取り組む考えを示し、「今年も引き続き労働時間の削減、適正運賃収受などに全力を傾注したい」と述べた。

来賓としてあいさつした石井啓一国土交通相は、自動運転に触れ「トラック隊列走行の社会実験をスタートしたい」と物流生産性革命の観点からも積極的に進める考えを示したほか、長時間労働の改善や下請中小企業の取引条件改善に取り組む方針を示した。

星野会長

星野会長

●流1面/4/08/全ト協賀詞交歓会写真②石井国交相

石井国交相