ダブル連結の実験開始

日梱が6台運行、中継輸送も

国土交通省は22日、ダブル連結トラックの導入に向けた実験を新東名高速を中心としたフィールドで開始した。深刻化するトラックドライバー不足を背景に、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能なダブル連結トラックの導入を進め、トラック輸送の省人化を促進しようという取り組みだ。まず参加するのは日本梱包運輸倉庫(本社=東京、黒岩正勝社長)で、全長21mの車両6台を運行させ、ドライバーが途中で交代する中継輸送実験も行う。参加事業者は順次追加される予定で、規制緩和に対応した21~25mの車両も開発に向けた検討が進められているという。

日本梱包運輸倉庫が運行する全長21mのダブル連結トラック

日本梱包運輸倉庫が運行する全長21mのダブル連結トラック