イオン・日本郵政 牛肉輸送をトールに委託

アジアで物流協業拡大へ

イオン(岡田元也社長)と日本郵政(長門正貢社長)は8日記者会見し、イオンのタスマニアビーフの日本へ輸送業務を、日本郵便の子会社であるトール社に委託したと発表した。タスマニアから大阪までの輸送を一貫して委託することで、輸送日数が従来より2日短縮するとともに、物流コストが25%削減できるという。タスマニアビーフはアジア各国でも人気で、イオンは直営牧場の増産を急いでおり、物量増加分もトール社に委託する考えだ。

握手する日本郵政の長門社長(右)とイオンの岡田社長

握手する日本郵政の長門社長(右)とイオンの岡田社長