RFIDで待機時間短縮

ヤマト総研 納品と車両予約を連動

トラックドライバーの長時間労働の要因にもなっている、納品時の待機時間短縮に向けて、ヤマトグループ総合研究所(木川眞理事長)は6月29日、RFID技術を活用した納品業務と車両予約システムなどを連動させた、新たなスキームを開発したと発表した。

洗剤、石鹸、歯磨きなどトイレタリー製品大手のライオン(濱逸夫社長)との実証実験を3日~9月29日の3カ間、ライオン西日本保管倉庫(大阪府茨木市)~ライオン小牧流通センター(愛知県小牧市)間で実施する。

今年12月までにRFIDの活用による納品業務の効率化効果や、予約システムの活用による待機時間短縮の効果を検証する。