9月2割超減13%

トラック運送収入19年比

新型コロナウイルス感染症によるトラック運送業への影響について、国土交通省の調べによると、9月の運送収入が2年前の同月より2割以上減少した事業者の割合は全体の13%と8月(9%)より増えた。一方で「影響なし・増加」の割合も39%(8月32%)に増えた。国土交通省が全日本トラック協会に要請して行っている定点調査で9月は86社が回答した。9月の運送収入は2-3割減少が5%(8月4%)、3割以上減少が8%(同5%)だった。予想では10月は2割以上減少が13%(2-3割減1%、3割以上減12%)、11月は同12%(各6%)。「影響なし・増加」の割合は10月40%、11月39%となっている。また、9月の運送収入で品目別に減少幅が大きいのは生産活動の停滞等の影響による完成自動車等12%減、飲料・酒6%減などが厳しかった。