9月のトラック運送 収入2割超減15 % 

悪化影響は緩和傾向

新型コロナウイルス感染症によるトラック運送業への影響について、国土交通省の調べによると、9月の運送収入が前年同月より2割以上減少した事業者は全体の15%と8月調査の21%から改善した。平均では8月調査と同じく6%減だった。国土交通省が全日本トラック協会に要請して3月以降毎月行っている定点調査で、9月は運送収入「20%以上減少」が15%(20~30%減少12%、30%以上減少3%)。20%以上減少は5月の29%がピークで、6月20%、7月26%、8月21%で推移。見通しは10月14%、11月14%となっている。9月の1社当たり平均減少額は880万円、前年同月比6%減。平均減少額では10月5%減、11月2%減と改善見通しだ。