7-9月改善見込みも停滞感

全ト協景況感調査4-6月マイナス112・5

全日本トラック協会(坂本克己会長)が14日にまとめた、4-6月期の景況感調査結果によると、判断指数はマイナス112・5と、前回(1-3月期)のマイナス82・4から30・1ポイント悪化した。通販需要の拡大で「宅配貨物」は大幅に改善したものの、「一般貨物」「宅配以外」がさらに落ち込んだ。新型コロナウイルスの影響は大きいが、経済活動の再開などで7-9月期は1・7ポイントの改善を見込む。指数のマイナス112・5はリーマンショック後の景況悪化の影響を受けた2009年4-6月期のマイナス120以来の低水準。マイナス100超も同期以来となる。