3年ぶり2時間超え 東ト協海コン待機調査

青海A‐1 長時間際立つ

東京都トラック協会海上コンテナ専門部会が昨年12月に東京港で行った海上コンテナ車両の待機時間調査によると、同時期調査としては3年ぶりに平均待機時間2時間超えが発生していたことが判明した。20年および21年時では平均2時間以上のターミナルは解消していた。今回、待機時間が縮小したターミナルもあれば、悪化もあるなど改善への足どりは確かなものではない。調査は昨年12月2日から23日までを期間に実施。関東の1都7県のトラック協会海上コンテナ部会に所属する29社の協力を得た。東京港の12ターミナルでコンテナの搬出、搬入のため並び始めた車両のゲートアウトまでの時間を記録したもの。調査総件数は7308件に及んだ。平均待機時間が最も長時間だったのは、青海地区A‐1ターミナルの2時間10分。最頻値(多かった待機時間)も1時間17分で、前年比39分増えていた。とくに輸入実入りコンテナ搬出の待機時間が長い。504件の平均が2時間22分で実に405件が1時間以上を記録している。また6時間を超えた待機車両数が最も多いのも同ターミナル。全体46件中40件を占め、8時間以上も9件を確認した。すべてが輸入実入りコンテナの搬出に際してだった。平均待機時間が次いで長かったのは、同A‐2ターミナルの1時間44分。ただ514件中109件が21分以内で最頻値となっており、前年より約1時間改善していた。では、最頻値が最も長かったのが大井地区5号ターミナルの2時間3分だった。762件中122件を占める。また292件と3割強が2時間以上の待機となっていた。前年より平均待機時間が改善したターミナルもある。大井地区7号ターミナルは36分から28分と8分、品川地区住友倉庫は1時間35分から43分と52分がそれぞれ短縮となった。東ト協では、横浜港で運用しているコンテナ搬出入予約システム「CONPAS」が東京港でも実証実験が行われ、本格導入になれば待機時間の改善、混雑解消につながると期待を寄せる。