1~8月倒産件数26%増

TDB調べ 通年で6年振り前年増へ
帝国データバンク(TDB)によると、2019年の道路貨物運送業者の倒産は、8月末時点で前年同期を倒産件数・負債総額ともに大きく上回り、通年で倒産件数200件前後、負債総額200億円超と予想、6年ぶりの倒産増に転じる可能性が高いとしている。1~8月の倒産件数は 126件(前年同期比 26・0%増)、負債総額は 137億5000万円(同66・5%増)と前年同期を大幅に上回った。通年での倒産件数では過去最多となった2009年の374件(負債総額1057億2000万円)から減少傾向、18年は161件とピーク時の半分以下まで減少したが、一転して6年ぶりに倒産増となる可能性が高まっている。