1月収入2割以上減少が14%

3割以上減少が増加傾向

新型コロナウイルス感染症によるトラック運送業への影響について、国土交通省の調べによると、1月の運送収入が前年同月より2割以上減少した事業者は全体の14%と前月(12月12%)より増加した。見込みでは2月16%、3月17%とさらに悪化する。国交省が全日本トラック協会を通して昨年3月以降毎月行っている定点調査で、1月は119社が回答した。1月の運送収入は2-3割減少が5%(前月7%)、3割以上減少が9%(前月5%)。2割以上減少の割合は5月の29%が最多で、7月の26%から減少傾向だったが12月から再び増加に転じている。また、「影響なし・増加」は12月に37%に増えたが、1月は27%に減少している。見込みでは3割以上減少の割合が2月8%、3月11%。3割以上減少の割合は昨年10月から増加傾向にある。