高速5割引延長に107億円

補正予算 テールゲートリフターに2億円

政府は12月22日、2017年度補正予算案を閣議決定した。トラック関係では、業界要望の最重点項目である、高速道路料金の大口・多頻度割引の最大割引率を40%から50%に拡充するための予算107億円が計上された。対象となるのはETC2・0を利用する自動車運送事業者で、これにより、2018年3月までしか予算措置されていなかった高速道路料金割引の拡充措置が、19年3月末まで1年間延長されることになった。
このほか、トラック運送業の生産性向上に2億円が計上された。具体的には、テールゲートリフターの導入を補助する事業で、昨年度の補正予算でも3・6億円が計上されたものだ。