青函通行料を制度化

JR貨物 コンテナ1個1000円 理解求める

日本貨物鉄道(田村修二社長)は19日、4月1日より青函トンネル付加金制度を導入し、通行する12フィートコンテナ1個当たり1000円を通運事業が負担する制度としたい意向を明らかにした。3月26日開業の北海道新幹線との共用走行に対し、最大限の安全走行を確保する一方、必要不可欠な機関車新製や機関区の新設などに関わる設備投資が160億円を超えることが見込まれることに対応する。昨年9月10日、全国通運連盟に対し申し入れを行い、今年から実施したい旨を伝えていた。4日の幹事会において実施日を4月1日に修正した上で改めて制度を導入することを説明した。

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会見する田村社長(左)と真貝営業統括部長