長時間労働 改善進まず

運輸労連調査 安全教育は年々増加

運輸労連(難波淳介委員長)が11日に発表した、トラックドライバーからの聞き取り調査結果「2016年トラック運転者8186名の証言」で、改善されない長時間労働の実態が浮き彫りになった。改善基準告示の連続運転時間違反は、前年比2.1ポイント増の26.1%と悪化し、残業時間では「過労死ライン」を超える「101時間以上」が前年と同じ3.7%だった。調査は今回で41回目で、今年は5月12日に全国の高速道路のSA・PAや一般道の道の駅などで実施した。

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