自動車事故調 山陽道八本松トンネル事故で報告書
事業用自動車事故調査委員会(酒井一博委員長)は6日、2016年3月に広島県東広島市の山陽道八本松トンネルで起きた、中型トラックの追突事故についての事故調査報告書(特別重要調査)をまとめ、発表した。事故では、計5台が関係する火災が発生し、2人が死亡、4人が軽傷。報告書は、過酷な勤務状況で疲労が蓄積し、居眠り運転で渋滞最後尾に追突したと断定。安全軽視の経営姿勢が事故の背景にあるとして、運送事業者に対し、改善基準告示の遵守など過労運転の防止を求めた。
![火災で黒焦げになった中型トラック(事故調査委員会報告書より)](https://www.ryu-tsu.com/wp-content/uploads/2017/12/b2a11883890e5a6237af279bba64de83-1024x768.jpg)
火災で黒焦げになった中型トラック(事故調査委員会報告書より)
![●流1面/4/04/事故調の表=運転者の事故日前1ヵ月間の勤務状況](https://www.ryu-tsu.com/wp-content/uploads/2017/12/920a93563ad7f95a641202b29731a46b-1024x432.jpg)
運転者の事故日前1ヵ月間の勤務状況