過労死等 9年連続ワースト1

トラック運送業 ダントツ85件

国が過労死等と認定した事案の業種別統計で、トラック運送事業が9年連続でワースト1となっていることがわかった。2017年度の脳・心臓疾患による労災認定件数で、道路貨物運送業は前年度の89件から85件へと4件減少したものの、2位の飲食店(19件)以下に大きな差をつけてのダントツでの首位だ。また、精神障害による認定件数は前年度の26件から45件と増加し、再び業種別で最多となった。月80時間を超える残業など長時間労働が背景にあるとみられ、労働時間短縮が急務となっている。

過労死