運輸・倉庫 需要増も景況横ばい

人手不足で取り込めず

帝国データバンク(TDB)が5日発表した8月の景気動向調査によると、景気DIは前月から横ばいの49・5となった。国内景気は自動車関連の生産持ち直しやインバウンド需要が続くなか、猛暑や自然災害が影響を及ぼし、足踏み状態だ。「運輸・倉庫」は、猛暑が追い風となり荷動きの活発化が寄与したが、人手不足から需要を十分に取り込めなかったほか、軽油価格の高止まりなどが影響して、トラック運送はわずかな改善にとどまった。

景気DIの推移