軽油2年ぶり高値

東ト協連も半年ぶり上げ

資源エネルギー庁が12日発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、10日時点での軽油1㍑あたり全国平均価格(税込み)は、前週より1・1円上昇の113・2円となった。

2週連続で1円以上の値上がりで、113円台は2015年9月28日時点(113・3円)以来2年ぶりの高水準となった。また、前年同時期(16年10月11日時点)の102・3円との比較では10・9円高と価格差が拡大した。

東京都トラック運送事業協同組合連合会(東ト協連/石川和夫会長)と販売店との軽油共同購入に関する9月分価格交渉は6日決着。前月比1・0円の値上がりで、消費税抜きのSSカード価格は1㍑当たり86・6円となった模様だ。

販売店側は値上げを打診したが、交渉は難航し、決着までに1週間を要した。