越境輸送で協定締結へ
タイ~ミャンマー間円滑化
国土交通省は7日、日ミャンマー物流政策対話の結果を発表した。
政策対話は10月27日にミャンマー・ヤンゴンで行われ、日本側からは重田雅史国交省物流審議官、ミャンマー側はウイン・カン運輸通信省次官が出席。両国の官民物流関係者ら62人が出席。日本側は、ミャンマー~タイ間の越境陸上輸送の円滑化や保税地域・保税運送の制度整備に関する提案を行い、ミャンマー側も提案に前向きな姿勢を示した。
ミャンマー~タイ間の越境輸送では、国境付近で屋外での貨物の積み替えが常態化しており、リードタイムの長期化、貨物の品質悪化につながっているため、日本側はトラックやトラクタヘッド、シャーシ、コンテナの相互通行拡大を提起。
これに対しミャンマー側からは、タイとの間で越境通行に関する協定の締結準備中であることが報告された。