空飛ぶ宅急便、実用化へ

ヤマトHD 米国で実証実験に成功

ヤマトホールディングス(長尾裕社長)は、2025年までに、宅急便専用のドローン(無人飛行、電動垂直着陸機)輸送を実用化する。米国テキサス州フォートワース郊外で、共同開発したベル社と実証実験を行い、成功したとヤマトHDが8月28日に発表した。ベル社がドローンの輸送機「APT70」を、ヤマトHDが貨物搭載容器「PUPA」をそれぞれ開発。APT70は大型化されたドローン(横幅約2・7㍍、高さ・8㍍、奥行き1・4㍍)。複数の荷物を積み合わせで32キロまで輸送でき、時速160キロ以上の速度で飛行し、中距離輸送が可能。

宅急便専用ドローン