石井国交相 残業規制見直しを

全ト協 相当の猶予求める

石井国土交通相は7日、働き方改革について、トラック、バス、タクシーの各運送事業者団体と意見交換し、3業種とも時間外労働の上限規制が適用除外となっていることについて「現行の仕組みを見直す方が将来プラスになる」と述べ、何らかの規制強化を行うべきとの考えを示した。これに対し全日本トラック協会は、働き方改革には理解を示しながら、上限規制を罰則付で法令上位置づける場合は相当の猶予期間を設けるなどの配慮を求めた。

3業種の幹部に残業規制の見直しを提案する石井国交相(左)

3業種の幹部に残業規制の見直しを提案する石井国交相(左)