物流MaaS実現へ実証事業

経産省、豊田通商など6者を選定

経済産業省は21日、物流分野における新しいモビリティサービス(物流MaaS)の実現に向け今年度実証事業を行い、豊田通商など6事業者を公募で選定した。トラックデータ連携の仕組み確立など、商用車業界と荷主・運送事業者などの連携で、物流業界の課題解決に取り組む。経産省は慢性的な需要過多・人手不足にある物流業界の課題を踏まえ、昨年開催した物流MaaS勉強会において①トラックデータ連携の仕組み確立②見える化・混載による輸配送効率化③電動商用車活用・エネルギーマネジメントに係る検証――の3つの方向性を取りまとめている。これに沿い今年度実証事業を実施、具体的な取り組みに着手するもの。