災害時「通れるマップ」を共有

国交省 緊急物資輸送を円滑化

国土交通省は、災害時の緊急物資輸送を円滑に行えるようにするため、あらかじめ想定される被災箇所の迂回ルートを設定するなど、関係機関で「緊急車両の通行可能ルート」を作成する方針だ。発災時には郵便配達員や宅配便などの民間情報も活用して各道路管理者が通行可能なルートを確認し、運送事業者など関係者が「通れるマップ」として共有できるようにする。発災から1週間後を目途に、ボランティアなどが利用できるよう「マップ」を一般利用者に公表する。

●流1面/4/02/緊急物資輸送図表①被災地での応急活動