残業規制 トラックにも原則適用を

働き方改革で運輸労連

トラック産別労働組合の運輸労連(難波淳介委員長)は24日、正副委員長ら執行部が専門紙記者と懇談し、政府の働き方改革実現会議で、時間外労働の上限規制が検討されていることについて、現在適用除外業種となっているトラック運転者についても、年間720時間などの原則を適用すべきだと主張した。現行改善基準告示の内容での法制化には否定的な考えを示した。難波委員長は「労働者は皆平等だ。タイムラグはあるかもしれないが、スタートラインは一緒にすべきだ」と他産業と同じ扱いにするよう求めた。

難波委員長

難波委員長