正社員不足は過去最高
TDB調査 「運輸・倉庫」６割超の企業で
７月の有効求人倍率（季節調整値）は１・５２倍と、１９７４年２月（１・５３倍）以来43年５カ月ぶりの高水準になるなど、労働市場がひっ迫するなか、成長戦略を進めていくうえで人手不足の深刻化が成長を抑制する懸念も高まっている。帝国データバンク（ＴＤＢ）が実施した人手不足の動向調査では、有効回答企業１万93社（10業界51業種）の45・４％で正社員が不足しており、過去最高を更新した。「運輸・倉庫」（４４９社）の場合は６割超の企業が正社員の不足感を抱えている結果となった。
