景況感 2期連続悪化

4-6月 宅配貨物の悪化影響

全日本トラック協会がまとめた、今年4-6月期の景況感調査結果によると、トラック運送業界の景況感は、一般貨物は輸送数量と営業利益がやや改善を示したが、宅配貨物は輸送数量減により営業利益が悪化傾向を示し、全体の景況感判断指標は前期のマイナス15・3から同19・2へと3・9ポイント悪化した。悪化は2期連続。

7-9月期の見通しは、一般貨物と宅配貨物は運賃・料金水準が回復基調となるが、輸送数量がやや悪化するため、景況感は同19・4とほぼ横ばいを見込んでいる。

景況感