景況、売上DIマイナス70台

リーマン影響に近づく 全国中央会3月調査
全国中小企業団体中央会(全国中央会)が発表した3月の中小企業景況調査によると、運輸業の主要3指標(DI)はいずれも前月から2ケタの大幅な落ち込み。景況、売上高DIはマイナス70台まで悪化し、新型コロナウイルスが東日本大震災時を超える大きな景況悪化インパクトとなっている。販売価格もマイナス5・5(前月5・4)とマイナスに転じ、16年8月(マイナス6・0)以来の低水準となった。新型コロナによる荷動きの影響から価格上昇も頭打ちの気配だ。