日通総研短観 荷動きの改善、全国に

4―6月 荷主が原材料など積み増し

日通総合研究所(宮近清文社長)が4月25日発表した3月の企業物流短期動向調査(短観)は、荷主企業の出荷とその見通しを示す「荷動き指数」が、4―6月はプラス10と前期比横ばいとなった。前期の1―3月と変わらないが、同研究所は、荷動き回復の流れに変わりはなく改善が一服しただけ、と見ている。

指数こそ変化はないものの、改善が進む業種が拡大する見通しだ。