日通 21年サプライ網稼働
医薬物流に本格参入
日本通運(齋藤充社長)は厳格な管理が求められる医薬品の保管・輸送を、サプライチェーン全体で高品質な管理を実現させるための全国ネットワークを構築する。その中核を担う倉庫4センターの建設を決めた。原材料と製品の輸出入拠点である成田、関空のメディカルハブと合わせ6拠点体制で物流網を形成する。医薬品の適正な流通基準を定めた日本版GDP(Good Distribution Practice)に対応し、これにより顧客が求める医薬品供給の事業継続計画(BCP)や、ドライバー不足への対応にもつなげる。