日立物流など RFIDで協業開始

次世代の物流実用化へ

日立物流は16日、大日本印刷(DNP)、東芝テックと共同で、RFID(電波を利用して非接触で電子タグのデータを読み書きする自動認識技術))を用いた次世代物流サービスの実用化に向けて、協業を開始すると発表した。DNPがRFIDを提供、RFIDで取得したデータの利活用を検討し、東芝テックが情報共有システムや情報機器、運用に関する知見を提供する。日立物流は、物流業務のノウハウ提供、物流センターの運営を担当する。

サプライチェーン全体の効率化が求められるなか、アパレルメーカー、コンビニエンスストア、ドラッグストア、百貨店業界などでRFIDが注目され、導入の検討が進められており、商機が膨らんでいると判断した。