改善基準違反69.9%

トラック、悪化傾向に

厚生労働省は16日、トラック、バス、タクシーなどの自動車運転者を使用する事業場に対する2015年の監督指導結果をまとめ、発表した。監督指導を行った3836事業場のうち、84.9%に当たる3258事業場で労働基準関係法令違反が認められ、63.3%に当たる2429事業場で改善基準告示違反が認められた。業種別に改善基準違反を見ると、トラックの違反率は69.9%へと悪化して3業種中最も高く、この6年間を見ても悪化傾向にある。

改善基準告示

違反事項