掛金収入 6年連続増の400億円

トラック交通共済 「配当性向」7割

トラック交通共済が、着実に業容を拡大している。全国トラック交通共済協同組合連合会(交協連/坂本克己会長)の集計によると、2015年度の傘下15単協の正味掛金収入合計は、前の年度より2.5%多い約399億円となり、6年連続で増加した。また、税引後利益は、15単協合計で約18億円となり、うち12億円余が配当により加入事業者に還元されている。民間企業でいうところの「配当性向」は68%におよび、厳しいトラック事業経営を側面で支えている。

トラック交通共済15単協の掛金収入と利益、配当金の推移