拘束時間、休日労働に厳しく

国交省 過労防止へ処分強化

国土交通省は、今年7月1日から、自動車運送事業者(トラック、バス、タクシー)の過労防止関連違反等に関する行政処分基準を強化する。働き方改革推進の観点から、改善基準告示のうち、一ヵ月の拘束時間違反および休日労働違反が確認された場合、違反1件につき10日車、2件以上の場合は20日車を加算する。結果的に、現行より2~3倍厳しくなる。また、健康診断未受診、社会保険等未加入に対しても、最大4倍に厳しくする。